エンジニアは楽器を弾ける必要があるのか?
以前からたまに音響エンジニアは楽器を弾けた方がよいのか?といった質問をいただくことがあります。
今回はこのことに付いて考えてみたいと思います。
音響エンジニアの仕事は大きく音楽制作系と非音楽制作系に分けられると思います。
例えば放送局の音声技師や映像の音を仕上げるMAといったエンジニアは非音楽系になるといった分け方です。
自分は両方とも経験をしていますがどちらの場合でも仕事を通して楽器を弾ける必要は感じませんでしたね。
サウンドチェックのためにピアノを少しだけ引いたことがありますが別に自分が弾かなくても誰かが弾いていたと思います。
ただ音楽制作系のエンジニアで自分の知っている限りではかならず何かの楽器を経験した人がほとんどでした。
またミュージシャンからエンジニアになる人もいたりします。
音楽制作系の場合は楽器を経験しておくと演奏者の気持ちが分かるのでいいかも知れませんね。
おそらく回りのほとんどの人が何かしらの楽器の演奏経験があるでしょうからその中で楽器を何も弾けないということがコンプレックスになるのも良くないと思います。
そういう意味ではなにかやっておいてもいいと思いますね。
音楽制作系のエンジニアでも最近はコンピューター作業が中心で生の音楽演奏を収録する機会がすくない場合もめずらしくなくなってきているようです。
そう考えると音楽制作系のエンジニアでも楽器を弾けないような人も増えていくのかも知れませんね。
音楽制作を芸術的視点から考えるとあまり良くないことのように思いますが生演奏よりもコンピュータ作業の比率が多くなるとコンピュータ作業のセンスの方が重要視されるのは自然と想像が付きます。
昨日参加した中井ミニバイク6時間耐久レースの記事はこちらに投稿しましたので興味のある方はご覧になってください。
中井ミニバイク6時間耐久レース
次回の記事はバイク系で「練習の取り組みヒント」をお送りする予定です。お楽しみに♪